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ーーまずは、今回のドラマで平手さんの演じる役柄について教えてください。

平手　うーん、私のキャラクターはクールで、台詞もしゃべるっていうよりは決め台詞的なものが多いので…、あまり大人の言うことをあんまり訊かないで、自分の考えたことを自分でやるっていう性格みたいですね。

ーーまさに『サイレントマジョリティー』の歌詞通りな…。

平手　そうですね(笑)。今まさに撮影をしている最中なので、まだ私自身がどういうキャラクターなのかよく理解しきれてはいないんですけど、監督さんからはやっぱり『サイレントマジョリティー』のイメージって言われました。でも今回、まとめ役は学級委員の菅井（友香）がいるんですけど、全体を引き締めると言うか、そういう立場ですね。監督さんにも相談してはいるんですけど、（監督自身の中でも）まだはっきりとはこういうキャラクターだって決まってないところもあったりして、難しいですね…。

ーー今回は全員が同じクラスという設定で、平手さんも高校３年生役です。でも中学生から見た高３って、かなりお姉さんな気がするんですけど…どういう役作りで臨まれましたか？

平手　そうですね…でもそこは私、あまり気にしてないかもしれないです。結構、大人っぽいって言われるので（笑）。そのまま入ることができました。

ーーこれまでやってみて、演技面で気をつけていることとかはありますか？

平手　決め台詞が多いクールなキャラということで、やっぱり目とかをあまりきょろきょろしちゃいけなくて…。そういう決めるところは決めなきゃいけないので、結構目の動きは気をつけていますね。

ーーそんなクールキャラを演じる平手さんですが、撮影当日、長濱（ねる）さんのところに行かれて抱きついていたのがかわいらしいなって思ったんですが、仲良しな長濱さんの存在に助けられているところもあるんでしょうか？

平手　そうですね。ねるは、だいたいレッスンで出番がないときでも来て、勉強しなきゃって来てるんで。でも休憩時間とかは役柄的にもずっと一人になっちゃうので、行って声をかけてあげるだけでも、ちょっとでも明るい気持ちになれるかなって思って…気にかけてるようにはしています。でも、ねるが笑顔になると私もうれしくなるので、私自身がねるの笑顔に癒やされていますね。

ーー物語では「死体を隠す」という設定もありますが、平手さん自身が隠していることってありますか？ 逆にバレてしまった隠し事とか…。